ニューヨーク語学留学のメリットとデメリットと厳選語学学校４校

ニューヨークは、世界各国から多様な文化を持った様々な人種の方が集まるコスモポリスです。このアメリカ最大の商業都市には、世界中から多くの人が夢を求めてやってきており、街は活気に溢れています。
マンハッタンには摩天楼がそびえ立ち、24時間、人の往来が絶えることはありません。世界一の証券取引所であるニューヨーク証券取引所を中心に金融街もありますし、数多くの多国籍企業の本社も置かれています。チャイナタウンやリトルイタリーなどのエスニックな地域もありますし、広大なセントラルパークや、SOHO等のおしゃれなエリア、5番街などの豪華なショッピングエリアなど、様々な顔を持つ大変エキサイティングな街です。地下鉄やバスも24時間運行していますし、朝まで営業しているレストランやパブ、クラブが多くあります。
ニューヨークは、語学留学や専門留学の場所として、世界でも最も人気のある都市のひとつであり、日本からも多くの語学留学生がニューヨークで勉強しています。

では、そんなニューヨークで語学留学するメリットとデメリットについて考えたいと思います。

ニューヨークでの語学留学のメリット

・ 語学学校の選択肢が多い
・ ファッションなどの専門分野も勉強できる
・ インターンシップが見つけやすい
・ 公共交通機関が発達している
・ 色んな人と出会える
・ 見どころが多い
・ 食事に困らない

語学学校の選択肢が多い

ニューヨークには、数多くの語学学校が存在します。様々なニーズやバックグラウンドを持った人が英語を勉強するために来るので、それぞれの語学学校にも特徴があり、多くの選択肢があります。例えば、授業料が年間50万円以下の学校もありますし、逆に年間150万円以上の学校もあります。また、大学進学に強い学校、会話を重視した学校、少人数を売りにした学校、英語と同時に専門分野（例えば、ファッション、映画、ダンス、写真など）を学べる学校、時間割がフレキシブルな学校など、多岐にわたります。ニューヨークでの語学留学では、自分のニーズや条件に合った語学学校を選ぶことが比較的容易です。

ファッションなどの専門分野も勉強できる

ニューヨークは、ファッション、アート、演劇などにおいても世界をリードしている流行の最先端です。マンハッタンには、数多くのファッションやアート、ダンス、演劇、映画などの専門学校があり、これらの専門学校と共同して英語+専門コースを提供している語学学校もあります。例えば、午前中は英語を勉強して、午後はダンスを学ぶ、といったスタイルです。

インターンシップが見つけやすい

ニューヨークは、世界一の商業都市です。多くの企業が経済活動を行っており、たくさんの人がいろんな業界で働いております。語学留学生も無給でしたらインターンシップをすることができます。インターンシップとは、企業やボランティア組織で仕事を体験するプログラムです。ニューヨークには、多くの企業や組織があり、それだけ、インターンシップの数や種類が豊富ですので、自分が興味を持つ分野でインターンをすることができる可能性が高いです。

公共交通機関が発達している

アメリカというと、「車社会なので、車なしでは生活できない」と思っている方が多いです。それは正しい認識なのですが、ニューヨークに限って言うと間違いです。ニューヨークには、東京と同じように地下鉄やバスが張り巡らされていますし、24時間運行していますので、東京より交通の便がいいです。また、タクシーの初乗りも2ドル50セントですので、日本より断然安いです。さらに、今、流行りのUberを使えば、タクシーよりも安く移動できます。

色んな人と出会える

ニューヨークには、いろんな夢や希望を持った方が世界中から集まっています。彼らの持っている文化やバックグラウンド、スキルなども様々です。日本にいても、アメリカの田舎町にいても会えないようなユニークな人がたくさんいます。勉強だけでなく、そんな人たちと交流する事によって、新しい考え方を発見したり、幅広い物の見方ができるようになるでしょう。

見どころが多い

ニューヨークには、観光名所のほかに、美術館や博物館も多くありますし、アート、ファッションで最先端のお店やイベントなど、知的好奇心をそそられる場所がたくさんあります。また、ジャズバーやクラブなど朝まで営業している店も多く、遊ぶ場所には事欠きません。

食事に困らない

日本に住んでいるとあまり気づきませんが、留学すると気づくのが日本料理の素晴らしさです。多くのアメリカ料理は、肉が多く、脂っこいものばかりです。新鮮な野菜や魚介類はあまり食べません。また、家庭では、手料理というより、冷凍食品がメインということも珍しくありません。そんな食生活から逃れる場所がニューヨークにはあります。日本の食材をスーパーで買うこともできますし、日本食レストランも多くあります。大戸屋や一風堂もありますので、日本食が恋しくなってもすぐに足を延ばせます。

ニューヨークでの語学留学のデリット

・ 日本人社会がある
・ 物価が高い
・ 誘惑が多い

日本人社会がある

ニューヨークには、多くの日本人が生活しています。仕事でニューヨークに来ている駐在員とその家族、現地企業で働いている方、日本食レストランオーナー、日本人留学生、アーティスト、長期滞在旅行者など、多くの日本人が生活しています。それゆえ、日本人を対象とした不動産業者、就職斡旋会社、旅行会社、美容院なども多くありますし、日本語のローカル誌や、ウェブサイトも多数あります。ニューヨークに住む日本人サークルもありますし、SNSでつながることも簡単です。
つまり、ニューヨークにいながら日本人とばかり行動して過ごすことも可能ということです。こうなってしまうと、語学留学をしながら、英語は話せないということにもなりかねません。実際、ニューヨークに何年も住んでいながら、旅行者英語程度しか話せない日本人もいます。こうならないように気を付けましょう。

物価が高い

ニューヨークは物価が高い街です。特に、家賃と外食が高いです。外食すると料理そのものが高いうえに、消費税8.875％とチップ15％程度がかかるので、非常に高くつきます。
日本だとランチで500円出せば、まあまあ美味しく、お腹いっぱい食べられますが、ニューヨークだとそうはいきません。最低7～8ドル（1000円弱）はかかるでしょう。
また、家賃に関しては、マンハッタンで一人部屋のアパートを借りると月1500ドルから2000ドルはかかります。多くの語学留学生は、滞在費を抑えるために、アパートをシェアする形で滞在しています。そうすれば、マンハッタン以外であれば、個室で月500ドル台でも見つけることができます。
東京と同じような感覚で生活すれば、大体東京の1.5倍くらいかかる感じです。

誘惑が多い

ニューヨークには、勉強を妨げる多くの誘惑があります。遊ぶ場所もたくさんありますので、勉強せずに遊びに行きたくなることもあるかと思います。田舎町であれば、学校以外に何もないし、遊びに行く場所もない（スーパーくらい？）ので、勉強する時間をたっぷりとれますし、お金も使いません。
ニューヨークは楽しいですし、エキサイティングな街であるが故に、勉強がおろそかになるという危険性も十分あります。

ニューヨークのお勧めの語学学校

ニューヨークには、数多くの語学学校がありますが、その中でも当センターが厳選した学校をピックアップしてご紹介いたします。

St Giles New York

1955年にロンドンで創設された語学学校St. Giles Internationalのニューヨーク校です。教師の質が高く、すべてのセンターで教育開発プログラムがあります。この学校の特長としては、以下の点があげられます。

１．1クラス12名までの少人数
２．長期コースは割引率が高く、授業料が格安になる。また、期間限定のプロモーションをよく実施しており、これを使えばかなり授業料が安くなる

Rennert New York

ニューヨークでは老舗の語学学校です。Rennert New Yorkの特長は以下の通りです。

１．1クラス10名までの少人数制
２．英語+ダンス、映画撮影、ファッション、音楽、写真撮影などのコースが豊富

Kaplan New York Soho

Kaplanは、語学学校の中では珍しくニューヨーク証券取引所に上場している大手語学学校です。ニューヨークにはSOHOキャンパスとEmpire Stateビルの中の2か所ありますが、SOHOは学生街やアーティストに人気の場所なのでお勧めです。Empire Stateキャンパスのほうは63階にあり、ニューヨークが一望できるので人気なのですが、SOHOのほうが周辺の環境も若者向けですし、校舎内のスペースもゆったりとしています。Kaplan New Yorkの特長は以下の通りです。

１．大学進学コースが有名で、複数の提携先大学もあり、大学進学希望者にはお勧め
２．クラス以外にもオンライン学習やオンライン教材、グループ学習が充実している

FLS Saint Peter's University

FLSは、アメリカ各地に、大学オンキャンパスの語学学校を持っています。FLS Saint Peter's Universityは、2015年に開校した新しいキャンパスですので、まだまだ小規模ですが、そのロケーションの良さ、大学寮が利用できるメリットを考えると今後はもっと留学生が増えることが予想されます。FLS Saint Peter's Universityの特長は以下の通りです。

１．マンハッタンまで電車で20分の距離
２．大学オンキャンパスで勉強でき、オンキャンパスの学生寮も利用できる