アメリカの留学体験談

チャンスは自分で掴みにいく

９カ月間のサンタバーバラ留学を終え日本に帰国しました。私がいたサンタバーバラは東京とは正反対の自然がたくさんあるのんびりしたところだったので、逆に東京のすべてが新鮮に感じます。日本に帰国して、留学はどうだったか、と聞かれることが多いですがとても一言では表すことができません。アメリカで生活をすることに憧れて留学し、実際に生活してみると理想と違うことがたくさんあり、自分が思っていたほどうまくいかないこともあり、自分の弱さに気付く毎日でした。

私が意識していたことは「チャンスは自分で掴みにいくこと」です。1年弱という期間のなかで日本では出来ないこと・アメリカでしか出来ないこといかに経験するかを目標にしていました。アメリカの美容院、病院、ミュージックフェスティバルに行ったり、最後の４カ月間はアメリカ人の学生５人とルームシェアをしました。カレッジでは新学期に授業を選択する際、パニックになりながら教授に不安な気持ちを伝えに行ったりしました。文化の違いや考え方の違いもたくさんありましたが、思い切ってやってみてよかったと思います。待っているだけではチャンスはやってきません。言葉というハンデがありながら、それをどうチャンスに変えていくかが大事だと思います。

日本に帰国して１カ月が経ちますが、留学は終えたところからがまたスタートだと思います。自分の留学経験からなにを学んで、何を活かすことが出来るか、自分の強みは何か、将来に向けて自分はどう進んでいくのかを日々考えながら、さらに新しいチャレンジをし続けていきたいと思います。