オーストラリアの留学体験談

ブリスベンは、日本人留学生が比較的少なく、語学留学にはいい環境

私が在籍したEmbassy Englishでも、日本人留学生は各クラスに１人いるかいないかぐらいで、６ヶ月間で日本人クラスメートがいたのは１ヶ月間だけでした。韓国人、ブラジル人、アラブ人が多いです。その分、シドニーやメルボルンに比べ小さい都市なので遊ぶ場所や仕事の機会は少ないです。また、グループ校のMartin CollegeとCharles Sturt Universityが同ビル内にあり、内部試験で優先的に入学できる上、手続きも簡素でホームステイも含め費用の移動も柔軟に対応してくれるので非常に安心して勉強に専念できる学校だと思います。

ホームステイはやはり重要でいいホストファミリーに巡り会えるかどうかで語学力の向上に大きく差が出てくると感じました。自分の場合は、可もなく不可もなくといったところで、２ヶ月で終了してシェアハウスに移動してしまいましたが、いいホストファミリーに巡り会った友達のステイ先に移動すべきだったと感じています。自分の場合は、シェアハウスでオージーのシェアメイトと友達になったのでラッキーでした。

訛りも強いオーストラリア英語に慣れるのはなかなかたいへん

オーストラリアは思ったより物価は安くありませんが、学生ビザで週20時間まで働ける上、法定最低時給も結構高く、語学向上の手助けにもなるので非常にいいシステムだと思います。最近は、現地のボクシングジムでオーストラリア人と友達になりました。学校での勉強と合わせて、趣味や仕事などでオージーと話す機会をできるだけ作るのが語学向上に重要だと思います。日本ではアメリカ英語を一般的に教わるので、イギリス英語で訛りも強いオーストラリア英語に慣れるのはなかなかたいへんです。

37歳なので、クラスメートとうまく打ち解けていけるか不安でしたが、全くの杞憂でした

町は非常にきれいで公立図書館も充実しているので、本やDVDなどを頻繁に借りています。学校では当初Pre IntermediateのHighにクラス分けされたのですがちょっと着いて行くのがきつくLowにクラス変えしてもらいIntermediateのMiddleレベルで卒業しました。Emabassyは、比較的レベルが高いので他の語学学校の入学試験を受けると１～２段階くらい高いレベルにクラス分けされる傾向があるようです。どのクラスでもいい友達ができました。自分の場合は37歳で、平均的な留学生よりかなり年上なので渡豪前はクラスメートとうまく打ち解けていけるか不安でしたが、全くの杞憂でした。ただ、語学の向上はやはり若さに比例するので、クラスメートについて行くのが大変でした。その分先生に相談しながら真面目に勉強したので、先生にはいつも誉めて頂きました。特に発音はヒアリング力にも直結するため、かなり労力をかけて矯正したので、模範の朗読を指名されることもありました。

現地に来てからの情報によっていろいろな選択肢が生まれる

現地に来てからは日替わりで様々な情報（コース、滞在方法、仕事、他の都市についてなど）が入って来て、それによって自分の希望もどんどん変わって行きます。自分の場合も台湾人のクラスメートに誘ってもらったおかげで、その後カレッジのMBA編入コースに入学することができました。語学学校は自分にとって初めての留学先だったので卒業時は非常に寂しさを感じましたが、一緒に学び生活をした他の留学生とはこれからも生涯の友達として連絡を取り合って行きたいと思います。