カナダの留学体験談

社会人になり、結婚し、留学は諦めていました

兼ねてから留学に興味を持っていましたが、なかなか機会を作れずに社会人となり、結婚もし、半ば諦めていましたが、3週間という短い期間ですが、休暇を取ることができたので、迷わず留学をすることに決めました。
カナダを選んだのは、今までに一度も行った事がない国だった事、カナダへ留学したことのある友人が多く、全員が「住みやすい所」と絶賛していたからです。
都市を選択するにあたっては、年齢層が比較的高く、大都市過ぎないところという2点からモントリオールに決めました。
モントリオールではフランス語と英語が使われていて、地下鉄(メトロ)内の放送はフランス語のみ。フランス語がわかるわけではありませんでしたが、私にとってそれはとても興味深く、そういった環境も楽しめました。
また同じ都市で2つの言語を使用しているという背景からか、言葉に詰まっても相手を理解しようと時間をかけてくれる人が多かったように思います。
比較的治安も良く、交通もメトロが充実しています。
私の滞在した時期は一日の陽が長く、夜9時くらいまで暗くならないので、学校が終わってから一旦家に帰ってまた出かけても充分な時間がありました。
冬はとても寒く、雪も積もって厳しい気候になるようなので、いい季節に滞在できたと思います。

南米からきたクラスメイトとは仲良くなりました

クラスメイトは南米出身（コロンビア・メキシコ・ブラジル）がほとんどでした。
日本人は３週間通して、同じクラスには私含め３人でした。それでも、１人は１週間の超ウルトラ短期ステイでしたし、もう一人は私が１週目の時、既に４週目だったので、すぐにクラスレベルが上がって別のクラスになったので、３週目は私１人でした。授業やクラスメイトと仲良くなった頃に帰国だったので、ホントに帰りたくなかったです。同じクラスのブラジル人の女性とは今も連絡を取り合っています。

初日に同じクラスになった韓国人の男の子が日本人の私の為に日本人の友達を紹介してくれたので、困ったことがあったら彼女に相談していました。語学の勉強には日本語のない環境が良いと思うが、生活となるとやはり日本人の友人は大事だと思います。

留学に行って本当に良かった

短期間でも思い切って留学に行って本当に良かったと思います。今後も英語を勉強していく上で自分に足りないところがよくわかったし、何よりもっと英語を勉強したくなりました。また、この３週間でボキャブラリーのなさを痛感しました（涙）。
その辺の勉強は日本でも十分できるので、コツコツやって、向こうでできた友人とメールしたり電話したりして実践で使って身に付けていきたいと思います。
夫は「心残りだった留学ができて気が済んだでしょ？」と言われましたが、逆に長期で行きたくなりました（笑）。「１年行きたい。」と言ったらさすがに顔が引きつってましたけど。。
モントリオールへ短期語学留学したことで、英語学習に目覚め、現在はテンプル大学の生涯学習講座に通っています。現在週2回通っているのですが、勉強していて、将来は「もっと英語を使う環境に身を置きたい」と思っています。そう思えるようになったこと、目標ができたこともこの留学があったからこそだと思っています。