イギリスの留学体験談

ホームステイ先には非常に満足

ホームステイ先は非常に良い環境でした。会話中に訂正してもらえるというおまけつきでとても満足しました。部屋は、シングルルームを使っていました。ベッド、机、ヒーターもついていましたし、特に不満はなかったです。シャワーも好きな時間に使えましたし、門限などもありませんでした。長い間、生徒の受け入れをしているということで、とても慣れていて居心地がよかったです。延長するかどうか悩んだほどでした。

学校について

学校は 今はヨーロピアンが多く、クラス１２人中アジア人は私と韓国人の男の子１人だけという状況です。春は日本だらけだったのですが、一転して反って不思議な気がします。授業は、もう少し厳しくてもいいような気もしますが、わからないことがあれば授業後でも教えてくれるので、ありがたいです。

初日の筆記テストでレベル分けが行われます。その後は本人の満足度・希望、先生の評価・判断によりレベルの移動があります。クラスは総合力のみで科目の違いはありません。たいてい２～３ヶ月でレベルの昇級があるようですが、個人差もあるので一概には言えません。私の場合は、約１ヶ月程度でINTERMEDIATEからUPPER INTERMEDIATEへ昇級しました。昇級にあたってのテスト等はありません。

クラスの人数は時期によりかなり変化があります。１０人前後が平均かもしれません。一クラスのMAXが１４人で、それ以上になると同じレベルでもクラスを２つに分けています。ヨーロッパからの生徒は２週間前後の短期がほとんどなので、入れ替わりも頻繁ですが日本人・韓国人は９ヶ月コースが多いです。

学校全体の日本人の割合は、時期によって異なりますが、春先はGWを利用して来る方や大学進学を控えた大学生が多かったです。といっても一クラス１０～１２人中３～４人程度でした。また、レベルによっても違いがあり、PRE INTERMEDIATEやINTERMEDIATEには日本人が多いようです。現在の私のクラスは、１１人中アジア人は私だけで後は全てヨーロピアンです。日本人に限らず、授業中は同じ国籍で固まらないように席を移動させられることもあります。

現地のネイティブの友人との交流

当初は学校内にしか友人がいませんでしたが、インターネットで検索した日本人と英国人との交流パーティに出かけたことにより、ネイティブの友人ができました。こちらの人は一度仲良くなると、友人を友人に紹介するというのが好きで、何かある度に誘ってくれます。おかげで現在のフラットも紹介してもらいました。フラットメイトとは一緒にパブに行ったり、彼らの友人宅へ遊びに行くことも多いです。イギリス人は冷たいという人もいますが、少なくとも私の周りは親切で楽しい人たちばかりです。なかには、よくない目的でそういった交流会に参加する英国人・日本人男性もいるようなので注意は必要です。しかし自分から働きかけない限り、学校の外に知り合いを作ることはなかなかできません。何ヶ月経っても先生以外のネイティブと話したことがないという生徒も多いのが実情です。学校の中だけだと同じレベルの友人や、丁寧に話してくれる先生の英語に慣れてしまい実際の会話になると全くついていけないということになりかねません。私は普段ネイティブに接している分、先生の英語がとても聞き取りやすく感じるのですが、私と同じクラスの生徒で、先生の英語すら早くて聞き取れないという人もいます。また、長い間同じ国籍同士で固まっている人たちは、ネイティブとの交流の場を設けても参加してくれないことが多いです。

イギリスの食事はやはり。。

イギリスは食べ物で悪名高いですが、実際に来てみて本当にその通りでした。
物価も高く、毎日サンドイッチを食べるはめになりゲンナリしています。特にアジアからの留学生は、とにかく皆食べ物にストレスを感じています。英語をうまく喋れないフラストレーションが溜まる一方で、おいしいものを食べてストレス発散！というわけにもいかず、思った以上に苦しめられています。
ネイティブの友人ができてからは、日々の暮らしを楽しめるようにもなりました。