大村的NYC通信 Vol2 (アメリカの留学体験談)

NEW YORK STATE OF MIND

みなさん、こんにちは！ 「大村的NYC通信」第二弾です！ 第一弾の後、多くの方から暖かい励ましのメールや貴重なご感想、ご意見をいただきまして有り難うございます。 皆様からのメールでまた「がんばっていこう！」という気持ちを新たにした次第です。 今後ともよろしくお願いします！ では第二弾、早速行ってみましょう！

今週の学校

語学学校に通い始めて丸2週間が過ぎました。 学校にも随分慣れ、クラスの違う友達も出来てきました。 日本人と同じくらい人数が多いのがKorean（韓国人）です。 私でもたまに間違えてしまうくらい、顔立ちやファッションも日本人と思えてしまうKoreanも少なくありません。 ちょっと位なら日本語が話せる人多いのでますます混乱します。 アメリカ人の先生から見たら韓国も日本も同じなのでは。。。と思ったのですが、 先生はすぐにJapaneseとKoreanを判別できています。 その理由は自己紹介などをすると直ぐにわかりました。

韓国人の友達をみ見ていて感心するのはその表現力の高さです。 ジェスチャーや表情の作り方は私たち日本人にはオーバーすぎる!?と 気恥ずかしくなりそうな位、表現します。でもそれはアメリカではすごく普通の表現であり、とても自然に受け入れられています。 同じアジア人なのに、なんだか欧米人を見ているような気にさせられます。 そしてとてもemotional（感情的、情緒的）です。 人間関係をとても深く持とうとしてくれる人が多いです。 なんとなく友達、なのではなく、本当に心から話をして分かち合える存在になるともう兄弟のようにつき合いをしてくれます。

2002年サッカーワールドカップの時の事、皆さん、覚えていますよね？ 韓国のスタジアムのあの一体感を私は本当に羨ましい思いで見ていました。 あの情熱とパワーが韓国の未来を明るく照らしている気がします。 Koreanには型にはまらない話ができる人が多いです。 型にはまらない、というのはとても大事なコトですよね。 多くの国籍の人々が暮らすこの場所で、他人とは違うユニークな存在に なれると言うことは、その人間がNYCに必要とされる可能性も高くなる、 ということです。 私も一人のJapaneseとしてKoreanに負けない様に、唯一無二の存在として生きていきたいと思わずにはいられません。 NYCという場所にいながら、私はいつも自分が日本人であることを考えるようになっています。 不思議なことではありますが、内側よりも外側から見た方が物事はよりクリアーに見えるものなのかもしれませんね！

今週のSUBWAY

前回の感想を送ってくださったTさんのリクエストにより、NYCのSUBWAY情報をお届けします！ NYCでは地下鉄をmetoroと言って東京同様にいくつかの線が東西南北、郊外まで複雑に絡み合いながら広がっています。 が、東京で地下鉄を普段利用している方なら何もおそれることはありません。 乗り換えも分かりやすく、駅の名前も多くがstreetの番号（例えば私が使う「86ST,レキシントン駅」は86th streetとレキシントンアベニューの交差点にあるという意味）で東京の様に「銀座」「大手町」の様なエリアの名前ではなく、正にその駅のある場所の住所が駅名になっているような感じです。 なので行きたいレストランがあったとしたら、そのレストランが何番目のstreetにあってどのアベニューとの交差点に近いかを調べて地下鉄に乗ります。 料金は一回の乗車に2ドルです。 改札は正確には入り口しかなく出口では日本の様に切符を通したりする必要がないのです。 私は今、一ヶ月乗り放題のpassを使っているので毎回2ドルを払うこともなく自動改札にカードを通して終わりです。一ヶ月乗り放題で70ドル(約7700円）。 これを安いと思いますか？高いと思いますか？ 私は安いと思います！ ちなみにこのパスはNYCの全てのバスでも合わせて使えます。 私は今、バスとメトロ、両方を使って通学していますが、このパスのお陰でマンハッタンの色んな場所に気軽に出かけられてとても助かっています！ 治安面は場所と時間帯にももちろんよりますが、常識的な時間であれば全く問題ありません。 ご存じの通り24時間営業ですが深夜～早朝は避けた方が良いと思います。 東京も早く24時間営業になって欲しいですね！

今週のI miss YOU！

私の今週のI miss[～が無い、居ない状態を寂しいと感じること] は「携帯」です。 もちろんここNYCでも携帯を持ってる人は多いですし、同じ学校でも多くの友人が持っています。 私は約2ヶ月の滞在だったので必要ないかな～と思い、携帯無し生活をしています。 が、友達も増え、待ち合わせも増えるたびに一抹の不安を抱えながら待ち合わせ場所に向かいます。 相手が遅れたらどうする？ 場所がわからなかったらどうする？ 途中で何かあって行けなくなったらどうする？

私たちの生活は「携帯電話」のお陰で間違いなく便利になりました。 と、同時に何だか約束がルーズになったり、自分で解決しようとしないですぐに他人に頼ったりするようになってしまったのかもしてません。 携帯を持たないことが自分にこんなにストレスを与えるとは思っていませんでした。 ちなみにNYCでも多くの携帯電話会社があります。その料金の一例を紹介しましょう。 毎月29.99ドル（約3300円くらい)で600分の無料通話可能(アメリカでは電話の着信にも若干料金が発生します)、平日21時以降及び土日は電話掛け放題(かけてもかかってきてもタダ)！！！ みなさん、どう思いますか？ 日本の携帯電話が破格に高いことを実感しました。 N●Tさん、どうにかしてください！

今週のEnglish

Confort food、日本語で言うといわゆる「おふくろの味」といったところでしょうか？ 食べるとほっと安らげる食事のことを指します。 私はNYC滞在3週間になりますが、まだ一度もpizzaもハンバーガーも食べていません。 東京に居たときはどっちもたまには食べていましたが、アメリカの巨大で油っこそうなpizzaやバーガーを見ても一切食欲がわかず、日本に居るときよりもずっと沢山の日本食を食べています。 今週は5回もご飯を炊いて日本食を食べてしましました！ しかも玄米and白米をブレンドしたりして楽しんでます。

今回も長々とした文書になってしまいましたが、最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます！ 皆さんのご感想や質問、リクエストなど、是非メールでお送り下さい。 このメールに「返信」で送って下さって結構です。

NYCはどんどん冬に向かって寒くなっています。 日本はたまに暖かい日があると聞いていますが、温度差の激しい季節です、 皆さんもお体に気をつけて！！！ それでは、see you next week! 大村　絵理　（2003.11.16)

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