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TOEIC/TOEFL/IELTS/ケンブリッジ英検等の比較換算表

公式英語能力テストは数多くありますが、以下のものが代表的なものです。IELTS、TOEFL、Cambridge(ケンブリッジ英検)は国際的に認知度が高く、多くの大学で入学条件として利用されています。一方、実用英語技能検定(英検)やTOEICは海外ではほとんど知られていません。
それぞれ、試験の目的や内容、受験対象者も異なりますので、単純にスコアを他の試験に換算することはできませんが、参考までにご覧ください。

以前、TOEICとTOEFLの試験問題を作成しているETS(Educational Testing Service)という非営利組織が、TOEFL(PBT)のスコア=TOEICのスコア x 0.348 + 296という換算式を公表していましたので、ここでも、その計算式に基づいています。しかし、現実には、TOEICの点数が過大評価されているという指摘が多くされています。TOEICは試験問題がTOEFL1より簡単ですし、スピーキングやライティングの問題を受験しなくてもいいので、比較すること自体間違っているとの非難もあります。つまり、TOEICで590点持っているからといって、IELTSで5.0を簡単に取れるわけではありません。

TOEIC/TOEFL/IELTS/ケンブリッジ英検等の比較換算表

IELTSTOEFL(iBT)TOEFL(PBT)TOEIC英検Cambridge
9.0120673-677   
8.5119670   
 118667   
8.0117660-663  CPE
 116657   
 114-115650-653   
 113647   
 111-112640-643990  
 1106379801級 
7.5109630-633965  
 106-108623-627950  
 105617-620925  
 103-104613910  
 101-102607-610900  
7.0100600-603880  
 98-99597865  
 96-97590-593850  
 94-95587836  
 92-93580-583820  
6.590-91577805 CAE
 88-89570-573800  
 86-87567780  
 84-85563770  
 83557-560750  
 81-82553740  
6.079-80550730準1級 
 77-78547720  
 76540-543700  
 74-75537690  
 72-73533680  
 71527-530665  
5.569-70523650  
 68520645  
 66-67517635  
 65513625  
 64507-510610  
 62-63503600  
5.061500590 FCE
 59-60497580  
 58493565  
 57487-490550  
 56483540  
 54-554805302級 
 53477520  
4.552470-473500  
 51467490  
 49-50463480  
 48460470  
 47457460  
4.045-46450-453445準2級 
 44447435  
 43443420  
 41-42437-440410  
 40433400  
 39430385  
 38423-427370  
 36-37420350  
 35417345  
 34410-413330  
3.533407315 PET
 32400-403300  
 30-313972903級 
3.029390-393270  
 28387260  
 26-27380-383250  
 25377230  
 24370-373215  
 23363-367200  
 22357-360180  
 21353160  
2.519-20347-3501504級KET
 18340-343130  
 17333-337110  
 16330100  
 15323-32780  
 14317-32060  
2.01331350  
 0-12 310   

TOEFL (iBT)

概要

Test of English as a Foreign Languageの略で「トーフル」と発音します。世界で最も多く利用されている英語能力検定試験です。大学をはじめ世界中の多くの教育機関で採用されており、特に、アメリカとカナダの大学入試で利用されています。
アカデミックな環境の中で必要となる「読む」「聞く」「話す」「書く」の4分野の英語能力を数値化しています。以前は、PBT(Paper Based Testing)という紙のテストでしたが、段階的に廃止されており、現在日本では、iBT(Internet Based Testing)のみしか受講できません。
筆記ではなく、タイピングですので、ブラインドタッチできるようにタイピングの練習も重要です。
テストスコアの有効期限は2年間です。

試験運営団体

Educational Testing Service(ETS)-アメリカニュージャージー州プリンストンに拠点を置く非営利組織によって運営されています。

受験対象者

英語を母国語としない者の英語コミュニケーション能力を図るものですが、主に、アメリカとカナダの大学入学試験の一環として留学生の英語の能力を図るテストとして利用されます。

テスト配点

Reading 0-30点
Listening 0-30点
Speaking 0-30点
Writing 0-30点
TOTAL 0-120点

試験問題

セクション制限時間問題課題
Reading60~80 分36~56 問学術的な文章の抜粋を 3 または 4 パッセージ読んで質問に答える
Listening60~90 分34~51 問講義、授業中の討論、会話を聴いた後に質問に答える
Speaking20 分6 課題身近なトピックについて意見を述べる。リーディングやlisteningの課題を基に話す。
Writing50 分2 課題リーディングやlisteningのタスクを基にエッセイ形式の答案を書く。意見を支持する文章を書く。

試験日

年間50回程度。

費用

230ドル(2015年現在)

IELTS(アカデミックモジュール)

概要

IELTSは、International English Language Testing Systemの略で「アイエルツ」と発音します。主に、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドの大学入試に採用されています。IELTSには、大学等の教育機関への出願の際に必要なアカデミックモジュールと、仕事や移民の申請の際に利用されるジェネラルモジュールの2種類があります。
TOEFLと同様に、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのスキルをテストしますが、TOEFLと異なり、タイピングでなく筆記形式であることや、スピーキングでは実際に試験官と対面して会話する形式なので、やりやすい試験です。ただし、イギリス生まれの試験ですので、リスニング問題はブリテッシュアクセントのものが多いのでイギリス英語の発音に慣れておいたほうがいいでしょう。
テストスコアの有効期限は2年間です。

試験運営団体

ケンブリッジ大学ESOL試験機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Education社の3者によって協同運営されています。

受験対象者

アカデミックモジュールは、英語を母国語としない者が、英語圏の大学等の教育機関へ入学する際に、英語力を判断する試験として利用されます。
ジェネラルモジュールは、英語圏の国で永住権や国籍を申請する際や、看護師等の資格を取得する際、または、仕事を得る際に英語力を測る試験として利用されます。

テスト配点

4つのモジュール共通で、1.0から9.0まで0.5刻みでスコアが表示されます。
Overallは、4つのモジュールの平均を算出し、その平均値が0.5の倍数でない場合には、0.5の倍数になるよう「切り上げ」となります。例えば、平均値が5.25の場合にはOverallのスコアは5.5になります。

Reading 1.0-9.0
Listening 1.0-9.0
Speaking 1.0-9.0
Writing 1.0-9.0
Overall 1.0-9.0

試験問題

モジュール制限時間問題課題
Listening30 分40問4パッセージの話を聞き、その内容に沿った質問に答える。日常会話からアカデミックな内容まであり、後の問題のほうが難易度が高い。問題用紙に書き込み可能
Reading60 分40問アカデミックな文章を3つ読んで回答する。合計して2,500~2,800ワードもあり、大変文章が長いので、速読する力が必要になる。
Writing60 分2問1問目は、グラフや図表などのデータの特徴や要約を150ワード以上でまとめる。2問目は、与えられた課題に対し、自分の意見を論理的に250ワード以上でまとめる。どちらも、大学のクラスで実際に求められる内容を想定している
Speaking15 分程度3つのテーマ試験官と質疑応答する形式で行われる。1つ目のテーマでは、自己紹介や自分の生活環境について回答する。2つ目はカードを渡され、そこに記載された質問(例:あなたが最も大切にしているものは何?)について自分の考えをまとめ1-2分間で口述する。3つ目は、あるテーマ(例:広告は購買意欲を高めるか?)について試験官とディスカッションする。

試験日

全国の試験会場でほぼ毎週実施されているが、試験会場により試験日が異なります。

費用

25,380円(2015年現在)

Cambridge(ケンブリッジ英検)

概要

100年以上前から実施されている、英語検定試験としては世界で最も古い試験です。日本ではほとんど知られていませんが、ヨーロッパではよく知られた試験です。TOEFL、IELTS、TOEICは受験者の英語力を問わず同じ問題が出題されますが、ケンブリッジ英検は、受験者の英語力に合わせて異なるテストを用意しています。その点は、日本の実用英語技能検定(英検)と同じです。日本の英検が1級から5級まで試験内容が異なるように、ケンブリッジ英検も以下のように5段階に分かれています。

最上級レベルCertificate of Proficiency in English (CPE)
上級レベルCertificate in Advanced English (CAE)
中級レベルFirst Certificate in English (FCE)
初級レベルPreliminary English Test (PET)
基礎レベルKey English Test(KET)

CAE以上に合格すれば、多くのイギリスの大学に入学できます。また、FCEに合格していれば仕事で英語を使う事もできる証明となりますので、就職に役に立ちます。
テストスコアの有効期限はありません。

試験運営団体

イギリスケンブリッジ大学の1部門であり、IELTSの運営も行っているケンブリッジ大学ESOL試験機構によって運営されています。

受験対象者

ヨーロッパでは、学生から社会人まで幅広く英語能力を図るテストとして使われています。
また、イギリスの多くの大学ではCPEやCAEの合格は大学入学の資格としても認められています。

テスト配点

TOEFL、IELTS、TOEICのような点数ではなく、日本の英検のように合否のいずれかになります。
FCE、CAE、CPEの試験結果はAからEの5段階で表示され、A、B、またはCであれば合格を意味し、DかEであれば不合格を意味します。
KET、PETでは、Passであれば合格、Failであれば不合格です。

試験問題

各レベルによって、問題内容と時間が異なります。ここでは、最も受験者が多い中級レベルのFCEについて記載します。

セクション制限時間問題課題
Reading / Use of English75 分52 問小説や新聞、雑誌から7パート出題され(合計2200-2500ワードの文章)、読解力、文法力、語彙力を試される
Writing80 分2 課題1つ目の課題は必須で、2つ目の課題は、複数の課題の中から自分が最もやりやすいものを選択する。友人からのEメールへの回答文作成、雑誌のレビュー作成、新聞や雑誌の記事に対する意見などを、140-190ワードで作成する
Listening40 分30 問短い会話やインタビューを聞いた後に、その内容について適切な回答を選択したり、長文のプレゼンテーションを聞いた後に、その内容を要約した文章を完成させる穴埋め問題がある
Speaking14 分4 課題他の受験者1-2名と一緒に試験官と会話する形式。簡単な自己紹介から始まり、試験官から与えられた課題に回答する。1対1で質疑応答することもあるが、受験者が一緒になって答える形式もある

試験日

日本で試験実施を運営している会社が数社あり、残念ながら日程や料金もまちまちです。 詳しくは、Cambridge Englishの公式ウェブサイトをご参考ください。

費用

運営会社によって、まちまち
上記のウェブサイト参照

TOEIC

概要

Test of English for International Communicationの略で、「トーイック」と発音します。リスニングとリーディングの2技能のみのテストであり、TOEFLやIELTS、ケンブリッジ英検で実施されているライティングとスピーキングのテストがありません。したがって、日本人にとっては点数が取りやすいテストになっています。上述したように、各種英語能力検定テストの中で、TOEICの点数が過大評価されているのは、日本人が不得意なスピーキングやライティングがTOEICでは考慮されていないからかもしれません。この欠点を補完するために、TOEIC S&Wというスピーキングとライティングのテストも別途実施されています。
テストスコアの有効期限はありません。

試験運営団体

TOEFLと同じく、Educational Testing Service(ETS)-アメリカニュージャージー州プリンストンに拠点を置く非営利組織によって運営されています。

受験対象者

元々、TOEICは日本人の英語教育者、通産省、経団連の要請を受けたETSが日本人のために開発したテストという経緯もあり、日本人と韓国人以外は殆ど受験していません。海外の大学入学にも使われません。主に英語を母国語としないビジネスマンを対象とした英語コミュニケーション能力テストです。
日本企業が自社の社員や採用候補者の英語能力を図るために多く利用していますので、就職活動のためには必須のテストです。

テスト配点

リーディングパートとリスニングパートの最高点数が495点ずつで合計990点、5点刻みで採点されます。すべてマーク式ですし、間違った回答は減点されませんので、時間内に問題を解けない場合でもすべて回答することをお勧めします。

  • Reading 5-495点
  • Listening 5-495点
  • TOTAL 10-990点

※ TOEIC S&Wの場合、SpeakingとWritingの点数はそれぞれ0-200点(10点刻み)です。

試験問題

セクション制限時間問題課題
Listening45 分100 問4つのパートに分かれ、1.写真描写問題(10問)、2.応答問題(30問)、3.会話問題(30問)、4.説明文問題(30問)という構成。
説明文やナレーション、会話を聞いた後に、設問に対する正しい答えを選択する。
Reading75 分100 問3つのパートに分かれ、1.短文穴埋め問題(40問)、2.長文穴埋め問題(12問)、3.読解問題(48問)という構成。
穴埋め問題は、最も適した単語や文章を、読解問題は、文章に関する設問の回答を4つの選択肢から選ぶ。

※ TOEIC S&Wの場合、Speakingは20分・11問、Writingは60分・8問となっています。問題内容はTOEFL(iBT)に似ており、Speakingは、TOEFL(iBT)同様に、パソコンに吹き込む形になっており、Writingは、キーボードで入力するようになっている。

試験日

年間10回

費用

5,725円 (税込)(2015年現在)

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