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社会人の語学留学

社会人の語学留学 語学留学をする時期は、若ければ若いほど外国語をマスターするスピードは速いですし、生活の面でのリスクもあまりありません。しかし、若い時期に留学するには、外国語教育に理解を持ち、経済的に裕福な家庭でないとなかなか自力では実現できないものです。また、学生時代には語学留学なんて別世界の事で考えもしなかったという社会人の方も多いことでしょう。

語学留学への出発仕事を初めて英語の重要性に気付いた」「今後のキャリアを考えると英語は話せるようにしないといけない」と考え始め、英会話スクールに通いだしたが、なかなか英語力が付かないので、本格的に海外での語学留学を考え始めているという方が多いのではないでしょうか?
社会人の留学には、心配事がつきものです。会社の有給を消化して短期間語学留学するのであれば、悩みはないと思いますが、休職や退職をした上での長期語学留学となると話は別です。勤務先の会社が、長期の休職を認めてくれたとしても、休職することによって、将来、社内の昇進やキャリアにとって悪影響を及ぼさないかと考えなければなりません。それでも、休職できる会社にお勤めの方はまだラッキーなほうで、現実は、退職するしか長期で語学留学できない方がほとんどです。退職して語学留学する社会人の方は、語学留学後に、現在と同等、またはそれ以上の条件で再就職できるかどうかを真剣に考えなければなりません。

だからと言って、社会人の語学留学は不利なことばかりかと言うとそうでもありません。社会人として仕事をする中で、英語力の重要性を感じたことやご自分で貯めた資金を使って留学するということは、学生にはない真剣さと高い意志があるはずです。これは、一生懸命勉強する強い動機にもなり、英語力上達には非常にいい効果があります。是非、社会人の方には、有意義な語学留学が実現できるように計画してください。

では、社会人の方を対象に、以下のポイントをお話ししていきたいと思います。

☑ 社会人が実現できる語学留学のパターン
☑ 社会人の語学留学のメリットとデメリット
☑ 社会人が帰国した後の就職について
☑ 社会人留学の成功例と失敗例
☑ 社会人からのご相談
☑ 社会人の皆さんへのエール

社会人が実現できる語学留学のパターン

語学留学というと、「教室の中でネイティブの講師から英語を教わる」というイメージかと思います。それはそれで正解なのですが、語学留学のパターンはそれだけではありません。以下のような語学留学のタイプが考えられます。

一般英語コースを受講

「一般英語コース」は、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの主要4技能を中心に、総合的な英語力を伸ばすコースです。初級~中級レベルの方はまずこのコースを受講します。これは一般的な語学留学の代表的なパターンですが、社会人の方には、これだけで満足すべきではありません。

専門英語コースを受講

専門英語コースには、様々なコースがあります。ある業種に特化した英語(例えば、医療英語や航空英語)もありますし、大学進学に必要なTOEFLやIELTSをはじめとした試験対策コースなどがあります。以下は、多くの社会人にお勧めするコースです。
-ビジネス英語コース
-TOEIC対策コース
-エグゼクティブビジネスコース

語学留学+インターンシップ/ボランティアを体験

語学留学とインターンシップ 語学学校によっては、中級以上のレベルがある留学生を対象に、インターンシップやボランティアを手配しています。学校内にとどまらず、実社会で生の英語を使って語学力を向上させると同時に、働いて業務内容も習得していこう、という内容のプログラです。社会人の方は、職務経験があるはずですから、同じ職種の仕事を海外でやってみることは仕事の幅が広がるでしょうし、日本に帰国後、就職面接の際にもアピールできるポイントにもなります。

語学留学とインターンシップ 語学留学後、現地のインターンでの仕事ぶりを高く評価されて、その会社に正社員として就職したという例もいくつもあります。
社会人にとっては、単なる語学留学にとどまらず、プラスアルファの何かを留学中に見つけられるといいでしょう。それが仕事やキャリアに直結するのがベストです。

語学留学+専門学校留学

社会人の方の中には、留学を通じ、「語学力以外で、今の仕事に役立つ専門知識を身に付けたい」「今の業種ではなく、キャリアチェンジをして新しい仕事をしてみたい」と思っている方も多いと思います。そんな社会人の方にお勧めなのが、語学留学+専門学校留学です。専門学校の授業についていけるだけの語学力が付いたら、今後のキャリアの為になる専門知識を勉強できる専門学校に転校します。一度の留学で、語学留学と専門学校留学の両方を経験する留学です(一部の語学学校では、語学コースのほかに専門コースを開講している学校もあります)。専門学校(専門コース)には以下の分野があります。

-翻訳・通訳
-貿易実務
-ビジネス・マーケティング
-ホテル・観光
-美容・ヘアー・メイクアップ
-映画・写真
-美術・アート・デザイン・ファッション
-料理・クッキング
-IT・コンピューター

詳しい専門学校の説明は、「専門学校」をご覧ください。
例えば、ビジネスコースに興味がある方には、アメリカの有名大学UC San Diegoの社会人コース(Extension Course)で受講できる以下のコースをお勧めします。
UCSD (University of California San Diego) ビジネスマネジメントコース
UCSDのExtensionでは、英語コースもありますので、語学力に自信がない方は、語学留学から始めることもできます。9ヵ月間のビジネスマネジメントコースを修了した後は、1年間アメリカで合法的に働くこと(OPT)も可能です。

他にも、キャリア別に社会人の方にお勧めのプログラムがありますので、御興味がある方は、お問い合わせください。

語学留学+ワーキングホリデー

あまり留学資金がないので、現地で働きたいという方には、語学留学をした後に現地で働けるようワーキングホリデービザを取得することをお勧めします。但し、ワーキングホリデービザは30歳までしか申請できませんので、31歳以上の方は対象外となります。また、アメリカにはワーキングホリデーの制度がありませんし、イギリスのワーキングホリデー(正式名称はYouth Mobility Scheme)は、競争率が何倍もありますので、実際に抽選に当たって渡英できる方は少数派です。ワーキングホリデー先の国では、オーストラリアやカナダが有名ですが、香港、韓国、台湾、フランス、ドイツなど英語圏以外の国もあります。
海外で働くことにより、留学費用を抑えて、長期間にわたって海外生活ができるのは、ワーキングホリデーの一番のメリットです。そうはいっても、海外で働くためには、英語が話せないと雇ってもらえません。たとえ雇ってくれたとしても、会話が一切必要ない力仕事か、皿洗い等でしょう。まずは、数ヵ月間語学学校に通ってある程度英語をマスターしてからアルバイトを探すのがよいでしょう。語学留学をやっている間に、英語を習得しながら、現地の生活にも慣れてくるはずです。

その他

社会人向け語学コース 当センターでは、あまり気にする必要がないと考えていますが、ある一定以上の年齢でないと受講できない語学コースもあります。つまり、社会人に限定した語学プログラムです。

EC London 30歳以上のコースあり
EC Toronto 30歳以上のコースあり
The New England School of English (NESE) 同レベルのクラスが2つ以上ある場合には、年齢によりクラス分けを行う
Kingsway English Centre 21歳以上のみ入学できる。平均年齢40歳。
OISE Boston 年齢制限はないが、社会人が多い
OISE Bristol 年齢制限はないが、社会人が多い
Rennert New York エグゼクティブ及び専門職向けコースあり
Converse San Francisco エグゼクティブ及び専門職向けコースあり

社会人の語学留学のデメリット

社会人の語学留学のデメリット 冒頭で記載したように、大学生とは異なり、社会人の語学留学にはリスクやデメリットが伴います。大学生にとっての語学留学は、海外生活をすること自体が有意義であり、自立心を養ったり、視野をひろめることも重要視されます。しかし、社会人はそんな悠長なことを言える立場ではなく、留学した結果が求められます。ある程度の結果が出ない語学留学だと、以下のようなリスク/デメリットばかりが残るものとなってしまいます。

1.留学期間(離職期間)が無収入になる
2.帰国後に前の仕事より悪い条件でしか再就職できない可能性がある
3.キャリアアップに支障がでる可能性がある

「留学期間(離職期間)が無収入」

留学中には、無収入になりますので、例えば、年収300万円の社会人の方が、仕事を辞めて1年間の語学留学に行き、100万円の授業料を支払った場合には、そのまま仕事を続けていた場合に稼いでいただろう300万円と留学費用の100万円(生活費は留学しなくてもかかるので海外での生活費は考慮しない)の合計400万円がその留学のコストになります。語学留学することによって、その後の人生で400万円以上を"余分に"稼げるようであれば、その留学は金銭的にメリットがあることになります。その為には、帰国後は従来の仕事よりも給与がいい仕事に就かないといけません。語学留学から帰国した後に、従来と同程度かそれ未満の給与しか稼げないだろう、と思う方は、金銭面のみを考えるとその語学留学は金銭的にメリットがないことになりますので、考え直した方がよさそうです。

「悪い条件でしか再就職できない?」

帰国後の再就職はどうなっているのでしょうか。帰国後の再就職が社会人の語学留学で一番真剣に検討すべき課題です。
現在の仕事の労働環境がよく、給与も高く、新卒しかとらないといった職場で働いている方にとっては、語学留学をすることはマイナスになる可能性があります。おそらく、同じ会社に同じ条件で再雇用してもらうことは難しいでしょう。例えば、一部上場の銀行、商社、メーカーなどの大企業に新卒で入社された社会人や、国や地方時自体の公務員の方は、一度退社すると、原則、出戻りはできないことを覚悟しないといけません。
同じ業界に再就職したいのであれば、「他社がどれだけ中途採用をしているのか?」「給与水準はいくらくらいか?」といったことを事前に調査しなければいけません。例えば、大手食品メーカーにお勤めの方の場合には、同業他社の中途採用の状況、特に外資系企業の採用状況を調査すべきです。もし、業界や業種を変えたいという方であれば、興味のある業界や企業の採用情報を調査し、帰国後に今よりいい条件で採用される可能性がどれだけあるか見通しを立てましょう。もし、その見通しが悪ければ語学留学すべきではありません。

「キャリアアップに支障がでる?」

また、当然の事ですが、社会人の方が海外で語学留学をする間は、その留学期間は仕事をしないので、今までやってきた仕事やキャリアに一時的なブランクが生じます。例えば、今まで何年もかけて積み上げてきた顧客を一時的なブランクによって全て失ってしまう等、取り返しのつかないことになりそうであれば、デメリットが甚大なので語学留学は考え直した方がいいでしょう。多少ブランクがあっても、留学終了後に帰国し、再スタートするのが問題ない場合や、全く新しいキャリアを目指すのであれば語学留学しても宜しいでしょう。

社会人の語学留学のメリット

社会人の語学留学のメリット 社会人には社会人の語学留学することによって実現されるメリットがあります。社会人にはビジネスの経験がありますので、どんなビジネスシーンでどんな英語を使えばいいかといったことが理解しやすいですし、帰国後のキャリアに大きく影響するので、勉強に対する真剣さが違います。社会人の語学留学のメリットは以下の通りです。

1.英語が話せるようになる
2.仕事の幅が拡がり、新しいチャンスの可能性がある
3.キャリアチェンジができる
4.海外で就職できる可能性がある

「英語が話せるようになる」

まずは、語学留学することによって英語が話せるようになります。どれだけ英語が話せるようになるかは、留学する期間や、留学生の能力とやる気にかかっています。留学期間については、「語学留学の期間」をご参考にしてください。能力という点では、年をとればとるほど記憶力は落ちていきますが、やる気という点では、社会人の場合には、大学生より語学留学の成果に対する期待が高く、真剣に勉強する傾向があります。

「仕事の幅が拡がり、新しいチャンスを掴む」

ビジネスで英語を使えるレベルまで英語力をつけた方は、今まで低い英語力がネックでできなかった海外との仕事や、外資系企業をはじめ、高い英語力が求められる会社に転職できる可能性が出てきます。現在でも多くの仕事で英語力が必要となっていますが、今後は一層英語力が必要となってくるでしょう。勤務先の会社が、日産自動車やシャープのように海外の企業に買収されるかもしれませんし、楽天やユニクロのように、全社員に英語力を求めるようになるかもしれません。海外に進出する企業も増えていきますし、海外との取引は今後も増えていくでしょう。国内の不動産会社のような非常にドメスティックな業界であっても日本に住む外国人は増えているので、英語くらい話せないといけない時代になっていくでしょう。そんな時代に向かっていく中で、ビジネスで英語が使えるという事は、仕事やキャリアアップのチャンスを掴むことになります。

「キャリアチェンジができる」

「今の仕事が嫌だ」「安い賃金で働いている」「英語をマスターして、他の業界や仕事に転職し、心機一転キャリアチェンジを図りたい」と思っている社会人の方もいらっしゃると思います。今の仕事があまりにも低い給与で、英語を使う一般事務のエントリーレベルのほうが高い給与がもらえ、将来的にも昇給が見込めるというのであれば、メリットがあると思います。また、若い社会人の方であれば、語学留学後にキャリアチェンジを図ってもうまくいくケースがあります。但し、ある程度年齢が高くなると、会社側も即戦力として期待しており、英語力だけではなく、その職務のスキルが高いことも必須条件となるので、全く違う仕事に転職するのは厳しい条件にならざるを得ない状況です。

「海外での就職」

あまり一般的ではありませんが、語学留学を終了した後、日本に帰国せずに、現地でそのまま就職する社会人の方もいます。このケースの場合には、語学留学だけではなく、学校以外で積極的に活動して現地のコネクションを作る、インターンシップを経験した会社で実力を認められる、ワーキングホリデーを使って現地で働くなど自ら努力しないと実現できません。また、国によっては就労ビザを取得することが非常に困難ですので、現地で就職するのは非常に狭き門です。しかし、可能性がゼロではありません。世界どこに行っても使えるスキルを持った方、例えばシステムエンジニアや日本食料理人、美容師などは海外で働くチャンスが高いでしょう。他には、海外にある日系企業の現地法人なども狙い目です。

社会人の語学留学後の就職について

社会人の場合には、留学の結果が求められます。「留学してきた」「貴重な経験をした」だけでは、会社に評価されません。「何故、前職を辞めてまで語学留学したいのか?」「語学留学では何を得たのか?」「語学留学で得たもので会社に貢献できるか?」という点が重要であり、これらの質問は、必ず面接で聞かれるので、ちゃんと答えられるようにしておきましょう。
社会人が語学留学から帰国し、就職で成功するためのポイントは以下の通りです。

☑ TOEIC800点を取得する
☑ いままでのスキルを活かす
☑ 語学力以外でアピールできる何かが欲しい
☑ 外資系企業や海外売上比率の高いメーカー、ベンチャー企業を狙う

「TOEIC800点を取得する」

TOEICで高得点を目指す 語学留学をしておいて、TOEFLのスコアが600点でしただと、マイナス評価をされかねません。最低でも700点、目標は800点以上を取得できるようにしましょう。人事部の採用担当者もきちんとした数字で英語力を把握しないといけない立場なので、TOEICは必ず受験してください。受験日は、帰国日前後にするのが、一番高い点数を取れる可能性があります。

「いままでのスキルを活かす」

TOEIC800点を取ったら安心かというとそうでもありません。新卒や第二新卒の方であればそれだけで評価してくれる会社はありますが、25歳以上の社会人の場合では、即戦力となるスキルが求められますので、それまでの経験やスキルも重要になります。したがって、ご自身のもつスキルが活かせる仕事を見つけるのが宜しいでしょう。そうすれば、いままでやってきたことが無駄になりませんし、プラス英語力が活かせるので前職よりも好条件の仕事が見つかる可能性が高くなります。

「語学力以外でアピールできる何かが欲しい」

もし、前職と関係ない仕事に就き、いままでのスキルや経験が活かせないようでしたら前より給与が下がる可能性が高いです。こんな場合には、以前より高い給与が今すぐに見込めなくても、実力次第で給与が上がっていく業界や会社を狙うのが得策でしょう。できれば、TOEICの点数以外でアピールできる何かが欲しいところです。例えば、ビジネス英語をマスターする、語学留学のほかに海外インターンをしてその業界を勉強した、その仕事に関係する専門コースを受講した、等です。

「外資系企業や海外売上比率の高いメーカー、ベンチャー企業を狙う」

外資系企業への再就職 実際に、どのような会社が留学生を積極的に受け入れているのでしょうか。日本には国際的に活躍している会社がたくさんあるにもかかわらず、英語が話せる日本人は少ないというのが現実です。
例えば、日本にある外資系企業ですが、帝国データバンクの調べでは、25%の株式を所有する日本国内の外資系の数は3,189社(2013年調べ)もあるそうです。外資系企業では、海外にある本社との連絡は英語で行っていますし、上司が外国人ということも多くあります。

英語を使った仕事 外資系企業は新卒採用よりも、中途採用を積極的に行っていますので、前職と同業の外資系企業への就職は検討すべきです。 日本の上場企業のメーカーの中には、海外生産比率や、海外売上比率が9割以上ある会社がたくさんあります。このような会社では、本社は日本にあっても海外での営業拠点が数多くありますので、海外拠点の現地社員との連絡は英語で取らなくてはいけません。

ベンチャー企業への再就職 また、楽天のような多くのベンチャー企業も海外進出を目指しており、中途採用も積極的で実力次第で給与も上がるので、候補に入れるべきでしょう。楽天は、英語を社内の公用語にしているほどです。

留学後の就職については、詳しく「留学後の就職について」に記載していますので、ご覧ください。

社会人留学の成功例と失敗例

社会人の語学留学の成功例

ファッション企業でのインターンシップ 大阪出身の社会人Aさんは、大学で英文科を専攻し、大学卒業後、3年間広告代理店で営業をしました。全く英語を使わない仕事でしたが、持ち前のガッツと根性で営業成績は常に上位でした。しかし、毎日のように最終電車で帰宅する生活に疲れ果て、このまま広告業界にいては体が持たないとキャリアチェンジを考えます。そこで、3年間の社会人生活を経て1年程語学留学できる資金も貯まったので大学時代には実現できなかったニューヨークへの語学留学を計画します。

ニューヨークのインターンシップ 以前から海外で仕事をすることが夢だったAさんは、単なる語学留学では物足りないと、10ヵ月の語学留学の後に2ヵ月のインターンをすることにしました。10ヵ月の語学留学によって上級レベルまで英語力を伸ばしたAさんは、元々ファッションに興味があったので、インターン先もファッション関係を希望します。そして手配されたインターン先は、ファッションブランドを立ち上げたばかりの小さな会社で若い女性が社長でした。

ニューヨークでの就職 Aさんは、デザイナーや生産会社との連絡や、店舗への売り込み(営業)など、様々な役割を与えられました。基本的にはアシスタント役でしたが、誰からも好かれる明るい性格と行動力が認められ、2か月のインターン期間にもかなりの仕事をこなすようになってきます。そしてインターンが終了する直前に、社長自ら「正社員として働いてくれないか」というオファーを頂いたそうです。現在は、学生ビザから就労ビザへ変更し、ニューヨークで元々好きだったファッション業界で働いています。給与も日本で働いていた時と比べて5割ほど増えたそうです。

社会人の語学留学の失敗例

社会人Bさんは東京の短大を卒業後、大手不動産会社で5年間一般事務を行っていました。労働環境や給与に関して不満はありませんでしたが、英語を使った仕事をしたいので英語力をつけるため、カナダのバンクーバーに1年間語学留学することになりました。バンクーバーは気候もよく、生活もしやすいので1年間快適に留学生活を送れました。語学留学前は英語力が全くの初級者だったBさんが、TOEIC710点取れるまで上達しました。
しかし、帰国後、就職活動をしますが、なかなか希望の会社に採用されず、数か月の就職活動がうまくいきませんでした。幸いにも、派遣社員として採用されたので、現在は派遣社員として働きながら、正社員の職を探している状況です。給与は留学前より減りましたし、ボーナスがないので、生活は厳しくなったそうです。Bさんが言うには、外資系企業に正社員として働くにはTOEIC710点では相手にしてもらえない、また、以前の職場のスキルが専門的でもないので、会社に評価されないとのことです。

上の成功例と失敗談を比較すると、社会人が語学留学で成功するには以下のポイントが見えてきます。

1.なるべく高い英語力を身に付けること、。
2.前職で培ったスキルを活かせる仕事を探すこと。
3.語学留学中には、英語の勉強以外にも積極的に行動すること

社会人からのQ&A

【質問】

「私は、現在30歳の社会人ですが、語学留学だと若い留学生が多いようなので、クラスメイトとうまく交流できるか不安です。」

【回答】

あまり気にしないほうが宜しいでしょう。日本人は年功序列の意識が強く、ひとつでも年齢が上の人には敬語を使ったり、敬ったりしますが、外国の方は全く気にしません。韓国など一部のアジアの国では多少気にすることもありますが、お互い文化が違う外国人同士なので、あまり気にしません。英語にも敬語というものがほとんどなく、とてもフラットな関係を作るのに適した言語です。
語学留学生の平均年齢は、20歳前半くらいですが、30代の方も少なくありませんし、40代以上の方もたまにいらっしゃいます。どうしても気になるという事であれば、30歳以上を対象としたプログラムもありますが、通常のプログラムと比べてレベル分けが充分にされない、スタート日が頻繁ではない、等の欠点もあるので、当センターでは特におすすめしていません。

【質問】

看護師をしています。看護師は人手不足なので、復職するのは簡単で再就職の心配はしていません。ただ、せっかく語学留学をするのであれば、医療に役立つ英語をマスターしたいと思いますが、そんなプログラムはありますか?

【回答】

現在の英語力が中級以下であれば、まずは一般英語で総合的な英語力を伸ばした方がいいでしょう。英語力が中級以上になれば、"Medical English (医療英語) "のプログラムを受講することをお勧めします。但し、医療英語コースを開講している学校は少ないですし、スタート日も頻繁ではないので、事前にスケジュールをきちんと立てることが重要です。

【質問】

社会人をしていますが、恥ずかしながら十分な留学資金がありません。長期間の語学留学を希望していますが、安く済む方法はありますか? 

【回答】

海外に長期滞在するためには、ビザが必要となり、長期語学留学の場合には学生ビザを取得することになります。学生ビザは、学校にフルタイムで通学する期間しか有効でないので、1年間語学留学するのであれば、1年間の授業料が必要となります。1年間の授業料となるとかなり高額になりますので、もし、あなたが30歳以下でワーキングホリデービザを申請できる資格があるのであれば、ワーキングホリデービザを取得し、短期間語学留学をし、その後、現地で働くことをお勧めします。働いている間は、その給与で生活費を賄う事ができると思いますので、実際にかかる留学費用は、最初の語学留学をしている間の授業料と生活費、航空券、保険料などになりますので、安く抑えることができると思います。
もし、ワーキングホリデービザを申請できない年齢でしたら、オーストラリアやニュージーランド、アイルランドは学生ビザの方でもアルバイトができますので、いずれかの国を留学先に選ばれるとよいでしょう。特に、ニュージーランドは物価が低いので、英語圏の留学先としては最も安く留学できます。詳しくは、「留学先でアルバイトができるか?」をご覧ください。

社会人の皆さんへのエール

社会人へのエール 社会人で語学留学する方は、初めて留学するという方が多いと思います。学生時代から留学したかったが、家庭が裕福でないので自分で稼ぐしかなかったとか、社会人になって初めて英語の重要性に気付いた、という方が多いと思います。これまで、何度も社会人の語学留学にはハードルがあるとご説明しましたが、"それでも留学したい"と思う方は、覚悟が出来ており、留学先でも一生懸命勉強されると思います。そんな皆さんには、是非、留学を成功させてもらいたいと思っていますし、そのためにも、私たちも親身になってアドバイスしていきたいと思っています。

社会人の方からのご相談をお待ちしております。私たちが分かる範囲にはなりますが、皆さんにとってベストと思われるアドバイスをしたいと思っています。

当センターでは、留学を実現された方々から、留学先の近況や帰国報告のお手紙をよく頂きます。それを読むたびにこの仕事をしていて本当に良かったと思います。 まずは、当センターのカウンセリングを受けてみてください。 ご質問・お問合せやカウンセリング予約は無料カウンセリングフォーム 又はお電話(03-5937-1724) にてお問合せください。 これがあなたの留学実現に向けての第一歩です。

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