アメリカの留学体験談

念願のNY生活

大学３年の時からの夢であり目標であったNY生活が２ヶ月という短期間でしたが、叶えることができました。
最初の目的はNYで生活をすることだったので、学校へ通うことを考えていませんでした。しかし貴重な時間とお金を費やして行くと考えたときに『英語力の向上』は外せない理由だったので、せっかくなので留学してみようという気持ちになりました。そして、エイブルスタディさんがお勧めしてくれたRennert NYへの語学留学を決めました。今となっては、学校抜きのNY生活は考えられないくらい、私にとって『学校』という場は短期のNY生活を充実させるための重要なツールでした。学校へ毎日通うことでいろいろな国の留学生と友達になることができ、先生とも積極的に話すことで『友達』になることができました。先生以外の留学生とのコミュニケーションはネイティブの英語ではないですが、とにかく毎日英語を使う環境にすること、また常に笑顔でいること、自分から声をかけること、同じ日本人の友達とも英語で話すことを心がけていました。学校でいろいろな国の友達と先生と出会い、友達になれたことからは楽しさや嬉しさを実感することができました。
学校の雰囲気も明るく清潔感があり、スタッフの方もとても話しかけやすく、親切だったので、とてもよかったです。私の先生はとても明るくオーバーリアクションで、クラスの全生徒が話せるように気づかいながら授業を進めてくれる先生でしたので、授業も受け易く、その先生の考え方にもとても共感できました。最終的には自分の英語レベルやクラスでの様子といった話以外にも、先生自身の授業の考え方や進め方などお互いの立場で話ができたので、とても充実した関係が築けたと思います。
また、Activityといった学校主催の行事も毎月充実していて、NYを観光するにも生活するにも、また友達を作るにも良い機会が多かったです。した。私が留学した冬季は、日本人と韓国人がほとんどでしたが、少人数の為、授業はとてもフレンドリーなので十分楽しめると思います。1クラスの生徒も２人なので発言機会が多く良かったです。夏はヨーロッパ系の生徒数が増えると聞いています。

海外での携帯電話の契約

今回のNYへの留学では、携帯電話の契約という日常の些細なことから海外で暮らすとことの大変さや難しさを実感しました。本来契約は年間契約が通常ですが、私の場合、最後の１ヶ月のみ使用することが希望で、店員にどのような方法があるのかを尋ね、一番良い方法=安い方法を教えてもらいました。そのときは英語も聞き取れ、理解したつもりでしたが、家に戻ると日本人のルームメートからいくつかその件で尋ねられ、一気に不安になりました。契約は1年間からなので、キャンセル料が発生するのでは？ということです。結局、再度お店へ行って、店員と話をして、契約は月ごとの契約で、キャンセル料も払う必要がないということが分かりました。また、日本と同じで本来は契約書に目を通してサインをすることをしないといけないですが、店員に読む時間も与えられないまま誘導されてしまい、安易にサインをしてしまいがちです。また英語となると読むのにも時間がかかり、店員の目も気になりますが、自分の母国語ではないからこそ、きちんと契約書を読み、またいろんなことに疑問を持ったり、気づけたりすることも必要だと思いました。ただ日本と違ってクレームや返品が当り前？！の習慣があるので、自分の思っていたことと違う、または自分のサイズに合わないとか、気に入らないという場合は交渉できます。その交渉もそのときに感じる危機感も達成感も私の場合いい勉強になりました。

自分自身の行動や実行力、その結果得られるものは自分次第

NYで２ヶ月間生活したことで英語力の向上はもちろん、自分自身のことを知ることができ、また自分を変えることもできました。その期間や環境は簡単に変えることができないけれど、自分自身の行動や実行力は自分次第で変えることができ、またその行動や実行力次第で自分に返ってくるもの、得られるものも変わってくるといます。そして今回そのことを実際に体験して実感できたことは自分にとってとてもプラスになりました。

今回の留学を通じ、日本以外の国の友達ができ、お互い母国語ではない英語でコミュニケーションをとるとき、簡単な日常会話なら大体はコミュニケーションとることができましたが、しっかり自分の意思を伝えたいとき、選ぶ単語や文法で本当にこの自分の意思が伝わっているのかが不安になりしました。それはコミュニケーションの背景には必ず育ってきた環境や文化が大きく反映していて、各国で学ぶ英語でさえ、文化や環境が影響を受けていると思いました。お互いにそれを穴埋めするには英語の能力を習得するのと同時に感覚も習得しないと難しいと思いました。お互いが同じ言語を感覚ごと習得できれば、それが共通になると思うからです。でもお互いに習得途中の言語で歩み寄ろうとする気持ちや姿勢が深くて強い信頼関係を築くきっかけになっていくと思いました。 海外で生活することは言語だけでなく、感覚の部分でも大変だと思いますが、自分が日本人であるということを主張しながら、いろいろな国の人とコミュニケーションをとることで視野も広がり、自分自身も良い方向にも悪い方向にも変えることができると思います。

数年後には海外での生活を実現させたい

私が行った２ヶ月間はHalloween・Thanks giving day・Christmasと行事が盛りだくさんで街中や家中が行事ごとに飾りつけされ、その度にパレードに参加したり、セールに買い物にでかけたりと友達と楽しむきっかけもたくさんあった時期でした。２ヶ月という期間で『満足』という言葉以上に充実した日々を過ごせたと思っています。１つ不満を言えば、もっと長く滞在したかったということです。

今回の留学で自分が人と接することが好きで得意であることを実感することができ、またいろいろな国の人と英語を通じて知り合うことで、海外や英語に興味があることを強く実感できたので、今後も英語が身近に感じられる環境で働きたいと思っていますし、また数年後には海外での生活を実現させたいと思っていますので、海外で働ける術を身につけることが今の目標です。