アメリカの留学体験談

大学を卒業し、就職までの半年間は海外で過ごそうと思い、卒業旅行でNYを訪ねた際に自分の足で留学する語学学校を探しました。旅行後、エイブルスタディさんにはお世話になり、学生ビザ取得のお手伝い等して頂いたので、行動を起こすのが遅かった私でもスムーズに出国までの手続きができました。
3度目のNY、でも今回は目的が違うので、ただ楽しむものではなく、出来る限り英語を学び、人脈を広げ、ビックアップルだからこそ感じられるたくさんの文化に触れようと思っていました。

現地についてすぐ語学学校に行き始め、同じ日に入学した日本人と韓国人の女の子とすぐに仲良くなり、のちのルームメイトになりました。
これまで習得してきた英会話のブラッシュアップに、と思い、授業もがんばっちゃいました。1週間に一度はアクティビティーdayで、クラスメイトと一緒にブルックリン公園に行ったり、巨大なスーパーであるWal-Martに行ったり、近代美術館でトレジャーハンティングをしたり、と昔の遠足を思い出すような楽しい青空授業もありました。

語学学校の授業は、午前と午後のクラスがあり、1クラス4時間。月から金までです。
講師はとても良く、教わった講師は6人居ましたが、5人ははなまるでした。ジーナという先生の授業はとてもメリハリがあって、どんなレッスンも記憶に残ってます。
残りの１人の先生はあまり人の意見を受け入れず、先生を交えてのディスカッションの際も、意見をがつがつ言うヨーロッパの留学生と先生のバトルのようなものでした。
彼女を除いてはほかの先生はとてもフレンドリーで親身で楽しかったです。
あまり参加しませんでしたが、アクティビティーも充実していたと思います。

NYでの短期生活のいいところは、生で！無料で！本物のモノに触れれた点です。当時ヒットを飛ばしていたUSHERや、有名なオーケストラ(名前忘れました)の演奏、また好きなHIPHOP文化も垣間見ることができました。週末には賑やかなイベントがたくさん有り、ニューヨーカーはこんなにもパレードが好きなのか?という位、毎週毎週パレードがあるのです。中でも一番見応えが有り楽しかったのがゲイパレードでした。参加者は皆解放的で、見ているこっちまで自由になった気分になりました。
手に届くところにたくさんのエンタテイメントがあり、生活にたくさんの刺激を与えてくれました、しかし一方で、北海道で暮らしていては感じることの無かった都会人の孤独みたいなモノを感じることもあり、多国籍なNYだからこそ、違う人種の人に出会うことができ、他国の料理・文化・習慣を少しずつ見ることができたが、逆に自分の目では見たことがなかった人種差別の悲しい一面も多々見ました。

3ヶ月という短い間でしたが、とても贅沢で充実した生活でした。NYで語学留学を経験しようとしている方、是非是非、お金を貯めて向かうといいですよ!!あればあるほどNYは楽しめる!!!また、NYで全然英語が身につかない、と嘆いている日本人学生さんはたくさんいましたが、強い意志を持っていればどこに居ても楽しみながら習得できると思います!!