イギリスの留学体験談

ホームステイを体験することをお勧めします

私は、Garden design の勉強の為、語学力を現地でつけて、自分に合う納得のいくプログラムを提供してくれるCollegeを選択するためにまずは、1年間オックスフォードの Lake School of Englishという語学学校に留学しました。
1年目の語学学校では各国の学生と友達になれ、今でも連絡を取り合っています。ただ、イギリス人の友人を作ることは難しいと思います。語学学校時代はホームステイで過ごしましたが、当たり外れはあるものの、最終的には第2の故郷・両親ができるほど大切に面倒見ていただける家庭に辿り着けました。イギリス文化、食事、風習、会話にふれるにはホームステイは必ず体験することをお勧めします。
ホームステイ先は、老夫婦で、やさしく、愛情を持って接してくれました。余計な干渉をしないし、小さなことにこだわらないので楽でした。２週間に一度の日曜には、子供夫婦、孫も一緒にサンデーディナーをとりました。ガーデニングについても色々と教えてくださいました。ただ、長く滞在すると食事のパターンがワンパターンで、老夫婦の為、食事の量が少ないうえ、自炊ができなかったのが残念でした。また、他の留学生が短期で滞在した時には気を使って疲れました。

イギリスでの学生生活

Wittle Collegeスタッフはインターナショナルの学生の扱いに慣れていてGP登録（NHS健康保険制度）や学校内・学校外の説明や案内を丁寧にしてくれました。ビザ延長手続きにも丁寧にサポートしていました。英語教師陣も熱心で、今後の授業に役立つ授業（Academic Writing, Advance listening等）も充実していました。 ただ、難点はAccommodation Officeの対応があまりよくないことと寮費に含まれてい る食事が選択できない事です。10食分既に含まれていますが、セルフケータリング等 選択範囲もあればいいのですが・・・。また、この寮内は盗難も多く、寮の鍵の管理 や盗難に対するセキュリティに関して何の対策も行ってくれないのは問題だと思いま した。また、公立の学校にしては寮費が高い（10食分含まれていることもありますが ・・・）のは難点ですね。その問題を除けば、満足しています。

2年目のカレッジでの生活は共有スペースでネイティブとチャットしたり、パーティを開いたり、楽しい日々を過ごしました。課題や勉強、試験で忙しいこともありましたが、休憩時には誰かと会話をする機会が持て、私のスピーキング力はいっぺんに伸びたと感じました。リスニング力は色々なアクセント、様々な国籍の方と交わることにより綺麗な発音の方の英語が更に聞き取れるようになりました。 イギリス英語、イギリス人にこだわらず英語に触れることで私の場合は自信がもてるようになって来ました。

私の受講していたガーデン・デザインデプロマコースは去年とは少し違ったプログラムになっていてかなりハードだったのですが、HorticultureのCertificationsも２つ取れてそれなりに充実していたと思います。 Work experienceに関しましても学校の2年Horticultureコースに変更して10月から就職が決まっています。こちらはロンドン北部（Alexandra palace 駅）にあるガーデンメンテナンスの会社です。条件もそれなりによくて自分では知識を得ながら、お給料をいただけるなんて大満足しています。実際、始まってからは色々と不満も出てくるとは思いますが・・・。

海外生活は絶対に経験すべき

海外での暮らしを通して、日本が大好きになり、見直さなければいけないところがよく見えてくるようになった。他の日本人も絶対に経験するべきだと思います。
日本の便利さを知っている為、不便さ、イギリス人の仕事ぶり、態度、仕事に対する速度に不満を感じることも多いですが、イギリスでの生活は、全体的に私には合っていると思います。