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留学エージェントって?


本日こんなメールがありました。

 

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現在、長女がアメリカに語学留学中です。すでに他の留学エージェントに留学手続きのサポートをしてもらい、費用もすべてお支払しました。最初にその留学エージェントの会社と話した時には、1年の留学費用は約200万円だと言われました。娘は、語学学校に1年留学した後に、現地の短大に2年間留学する予定ですので、合計3年です。1年間に200万円であれば何とか予算内に収まると思い、お申込しました。最初のお支払が数十万円をして手続していたのですが、最後に費用を支払う時になって、4ヵ月で200万円かかると言われました。留学開始日まで日にちもなかったので、支払ってしまいました。

知人に話すと、高すぎると言われて落胆しています。今の会社をやめて、そちらでお願いできるのでしょうか?

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たまに、このような内容のメールが届きます。このようなメールを読むといつもウーンと唸ってしまいます。多くの留学エージェントは真面目に学生さんのことを考えて仕事していると思います。しかし、一部のエージェントで、ちょっと考えられない詐欺まがいなことをやっているようです。何故でしょう?会社全体が、ノルマ達成必須とか、売上至上主義とか、利益を出せ、とかそういう雰囲気なのでしょうか?もし、そうであれば残念というか、言葉にできません。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、2008年には、留学エージェント大手のゲートウェイ21の倒産、2010年には、これも大手の株式会社サクシーオ(東日本留学センター/西日本留学センター)とGEOS(英会話のジオス)の倒産がありました。GEOSは、日本国内に300校以上の英会話スクールを展開していたので、覚えている方も多いと思います。GEOSは海外にも留学生が通う語学学校も展開していたので、多くの留学生の資金がなくなり、途方に暮れた留学生も多いはずです。ここ数年の間に大手の留学エージェントでさえ3社も倒産したので、中小の留学エージェントは新聞沙汰にはならなかっただけで数多くあると思われます。事業を停止するのであれば、お客様に迷惑かけることなく、頂いたデポジットは返金するなり、授業料は学校に送金するなり、お客様の留学資金が無くならないようにすべきなのです。突然倒産する留学エージェントは、その規模の大小を問わず、お客様から預かったデポジットや授業料や滞在費を、すぐに学校に送金せずに、社員の給与やオフィス家賃、広告などに使いこんで自転車操業になってしまっているのです。そうなってしまってはオシマイです。そうしてはいけないのです。お客様から預かった留学資金は、その日に学校に送金しないといけません。それが人としてのモラルだと思いますし、そうすることを法律にするべきだと私は思います。勿論、当センターでは、授業料を頂いた日に学校に海外送金しています。

留学業界だけではなく、NOVA、ジオス、バイリンガル、ELSジャパンの倒産に代表されるように英会話学校も倒産が多いです。その原因として、少子化により、業界の市場規模が年々縮小しているからだという理由もありますが、根本的な理由としては、お客様の事を考えずに、売上拡大志向で、リスクを承知でお客様のお金で先行投資しているからだと思います。その投資がうまく行かなかったら、お客様のお金はなくなってしまいます。私の考えでは、この留学業界で長くやっていくには、規模は小さくてもコツコツと、真面目に、正直に留学生の事を第一に考えて仕事をやることだと思います。そして、もし、運営できくなりそうならば、早いうちに新規のお申込を打ち切り、既存のお客様に返金をするか、最後まで手続きをして、迷惑がかからないようにしてやめるべきだと思います。

 

ちょっと、熱くなって話が逸れてきたので戻しましょう。前述のメールのようなことを避けるためには、どうすればいいのでしょう。留学は殆どの方にとって初めてのことですし、英語が関わってくると全く理解できないという方が多いので、留学エージェントが言っていることを鵜呑みにしがちですが、おかしいなと思ったことはちゃんと自分でも調べたり、他のエージェントの意見も聞いてみてください。今はネットで多くの情報が入るので、自分で調べることも比較的簡単だと思います。また、1社で決めることなく、複数のエージェントに行って話を聞いて比較することが重要です。申込時にいくらかかるのか?授業料はいくらするのか?授業料はいつ支払えばいいのか?キャンセルするときにはいくらかかるのか?サポートはどこまでしてくれるのか?など複数のエージェントに聞いて比較するといいと思います。あとは、カウンセリングで話をしてくれたカウンセラーが信用が置ける人かどうか?カウンセラーがいい人でも経営者が信用できない人だと意味がないので、会社やその経営者の評判も分かるといいですね。インターネットで「会社名 評判」や「会社名 口コミ」と検索すると出てくることもあるので調べてみてください。但し、その会社がそのページを作成していることもあるので、出来すぎたコメントにも注意が必要です。

 

もし、運悪く、悪い留学エージェントに引っかかったらどうするか。まずは、その会社にクレームを伝え、話し合いを持ちましょう。それでも解決できなかった場合には、消費者センターに相談し、それでも駄目なら、弁護士に相談するしかありません。同時に、英語が話せる人に、留学先の学校にもエージェントに困っている事を伝えましょう。エージェントとしても評判を落としたくないでしょうから、ここまでやれば会社のほうも妥協してくるのではないかと思います。

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