アメリカの専門学校

アメリカは、世界で最も多くの留学生が学ぶ国であり、幅広い分野の専門知識を教えています。公立のコミュニティカレッジでは数多くの職業訓練コースがありますし、たくさんのVocational SchoolやCareer Schoolと呼ばれる私立の専門学校があります。日本の専門学校では高校を卒業したばかりの若い方が学んでいますが、アメリカでは働きながら学ぶ方も多く、学生の年齢やバックグラウンドも多様です。大学や語学学校への留学とは異なり、専門学校への留学は同じ学生ビザでもM-1ビザを取得する必要がありますので、ビザ申請の際には注意が必要です。また、多くの専門学校では、アメリカ国籍の学生を対象としており、学生ビザが取得できない学校もあります。その場合には、学生ビザが不要な3か月以内のコースにするか、語学学校や大学に在籍し、学生ビザを確保したうえで、ダブルスクールをすることになります。専門学校のコース期間は数週間の短期コースから年単位の長期コースまで様々です。
多くの専門学校の入学条件は、高校卒業資格もしくはそれと同等の資格という事だけですが、授業は英語で行われますし、現地のアメリカ人も多く学んでいますので、授業についていくだけの十分な英語力が必要です。