イギリスの専門学校

イギリスでは、高校卒業後の専門教育のことをFurther Educationと言い、公立ではカレッジにて幅広いコースを、私立では一つの特化した専門コースを提供しています。イギリスの専門コースはその業界の職業組合などと合同して開発されたプロジェクトが多く、コースを修了した方は国際的にも通用する資格を授与されることが多くあります。実務資格としては、NVQやBTECなどが有名で、これらの上級レベルを修了すると、大学へ編入できるといった進路も考えることができます。また、業界の協会に認められた資格もあり、例えば、エステティックの国際資格のCIDESCOやアロマセラピーのITECなどが有名です。
通常、イギリスの専門学校や公立カレッジには、高校を卒業していれば入学できますが、公式英語検定試験のスコアも必要です。イギリスでは、学生ビザを取得するにもIELTSという英語検定試験だと4.0以上のスコアが必要ですので、英語が不得意と言う方はまずは英語を勉強しないといけません。専門学校のコース期間は数週間から数年のものまであり、どちらかというと私立のほうが短期コースが充実しています。公立カレッジは通常、9月か10月からアカデミックコースが始まり、6月か7月に修了するスケジュールになっています。