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イギリスで働く方法


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残念なことに、イギリスは年々外国人が働くことが難しくなってきています。十数年前までは、イギリスの学生ビザは、日本で事前に申請する必要はなく、イギリスに入国する際に空港でスタンプが押され、簡単に取得できていました。また、学生ビザさえあれば、イギリス国内のアルバイトは実質何時間でもできるといった状況でした。その当時は、入学許可書だけ出して実際の授業はほとんど行われないような語学学校がいくつも存在し、留学生は学生ビザを格安で確保することによって、フルタイムでアルバイトが何年もできるという状況でした。その当時にイギリスに長期語学留学された方は、多くの方がアルバイトをしていましたし、イギリスでの生活も非常に自由にできたようです。

 

しかしながら、この十数年の間に、多くの外国人がイギリスに就職や移民でやってくるようになってくると、逆に外国人を管理しようという動きがあり、その結果、年々、学生ビザの取得や現地で就労することが難しくなってきています。イギリスの学生ビザは毎年のようにルールが変わり、毎回厳しくなってきていますし、以前のように自由にアルバイトをすることもできなくなりました。現在は、語学留学生や公立カレッジで学ぶ留学生は全くアルバイトができません。大学に正規留学で通う留学生のみ、週20時間までアルバイトが認められています。

 

では、大学に通いながらアルバイトする方法以外に、イギリスで働くためにはどんな方法があるのでしょうか?

 

まず、最初に頭に浮かぶのは、皆さんご存知のワーキングホリデービザです。イギリスでは、Tier 5 (Youth Mobility Scheme) visaと呼ばれ、最長2年間の滞在が可能です。就労制限はなく、正規で雇用されることも、自分で何か商売を始めることも可能です。いいことずくめのような気がしますが、このワーキングホリデービザには3つの制限があります。まず、2年間しかイギリスには滞在できず延長できないという期間の制限、30歳までに申請しないといけないという年齢の制限、さらに1年間でこのビザを許可されるのは、たったの1,000人のみという人数の制限があります。この中で一番厳しい制限は、人数制限でしょう。毎年、多くの若い日本人がイギリスのワーホリの抽選に申込されていますが、非常に倍率が高いので、抽選に当たる確率がかなり低いのです。また、抽選が年に一度しか行われないので、それまで計画を立てることもできないという非常に難しい問題があります。イギリスに行くのは今でなくてもいい、という方でしたら毎年抽選に応募されるとよろしいと思いますが、計画的に渡航計画を立てたい(ほとんどの方がそうだと思いますが)方には使い勝手の悪いやり方です。

 

 

次に考えられるのが、一般的なワークビザ、Tier 2 (General) visaです。これが一般的な労働ビザで、最長滞在期間は5年間、その後永住権の申請も可能になります。ただし、申請条件がかなり厳しいものとなります。その条件は以下のようなものです。

 

☑高度なスキルが必要であり、かつ、イギリス国内で不足している職業

☑ビザを申請する前に、スポンサーのライセンスを持った雇用主からの身元引受証明書が必要

☑英語力(少なくともCEFR B1レベル以上=英検2級程度)を証明するもの。通常、IELTSのスコア

☑年収が約£25,000以上の仕事であること

 

高度なスキルで不足している職業というと、プログラマーやシステムエンジニアなどが代表的なものです。また、日本語と英語の翻訳なども考えられます。一般事務やウェイターなどはちょっと難しいでしょうね。

さらに、ビザを申請する前に就職が決まっていないといけませんし、その就職先の会社が、外国人労働者を雇用するためのライセンスを取得しないといけません。会社にとっても事務処理や費用が掛かることなので、本当にほしい人材でないと内定を出してくれないでしょう。

 

ご参考までに、イギリスの学生ビザ(Tier 4 visa)から、Tier 2 (General) visaに切り替えることも可能です。ただし、イギリスの学士号または修士号、教育学のPostgraduate Certificate、または教員免許を持っていることが条件となっています。

 

 

その他、イギリスで働くための方法としては、以下の目的に合ったビザを得ることも挙げられます。

 

☑起業家ビザ(相当の資金を証明する必要あり)

☑投資家ビザ(2,000,000ポンド以上の資金が必要)

☑駐在員ビザ(企業内での転勤)

☑スポーツ選手のビザ

☑ボランティアビザ

☑芸術家のビザ

☑宗教家のビザ

☑配偶者ビザ(イギリス人と結婚する場合)

 

全てのワークビザのリストをご覧になりたいかたは、イギリス政府のホームページのWork Visaをご覧ください。

 

いかがでしたしょうか?イギリスでの就職はなかなかハードルが高いのがお分かりいただけましたでしょうか?

 

もし、あなたがイギリスで働きたいと思っているのであれば、高度スキルと言われる技能を身に着けないといけません。イギリスで不足している職業はこちらから参照できますので、このあたりのスキルを身に着けるとよろしいかと思います。調理人(Chef)もありますが、寿司の板前さんなんかは、これで働けるのだろうなと思ったりします。

 

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