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国際貿易実務資格取得のための留学 (梶田智哉さんのCITLSとFITT資格取得体験談)


本日、アメリカに4か月、カナダに6か月の合計10か月の専門学校留学から帰国されたばかりの明治大学3年生、梶田智哉さんに来ていただきました。

アメリカとカナダの2か国同時に留学される方はあまりいらっしゃらないので、アメリカとカナダの留学の違いや、学校の違い、貿易資格の違いなど、大変貴重なお話しを聞くことができました。

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梶田さんには、約1年前にお会いし、その当時も、しっかりと自分の考えを持った優秀な大学生だな、という印象が強かったのですが、今回はさらに海外での生活を通じ、いろんな貴重な経験を積んだようで、さらに成長されたなーと思いました。自分が大学生の時には、ここまでしっかりと考えていなかったので、梶田さんには感心すると同時に、自分の過去を振り返ると恥ずかしい思いがしました。

 

梶田さんが最初に選んだ留学先はロスアンゼルスのAOI College/アオイ・カレッジです。AOI Collegeでは、約3か月間、貿易実務実務コースを受講されて、難なくCITLSの資格を取得されました。(写真は学校の修了証明書とCITLSの合格証明書です。)

CITLSとは、どんな資格なのかというと。。

 

CITLSは米国商務省認可の国際貿易プロフェッショナル団体 IIEI が実施している国際貿易実務検定。現在、CITLS資格取得者は、世界約90カ国の貿易会社、物流会社、商社などの企業をはじめ、政府機関やNPO 団体など様々な業界で活躍しています。

 

梶田さんのお話しでは、CITLSのメインは、ロジスティックスにかかわることで、輸出入のための書類や保険、梱包の方法から、貿易港の仕組み、国際物流の問題、コンテナの役割や、物流倉庫の自動化などについて勉強されたとのことです。大変実務的な内容だったとのことです。

 

AOI Collegeでは、講師のスケジュールの問題など、学校側の問題が発生したのですが、自ら学校や講師と交渉されてうまく事を進めることができたようです。海外では、日本では考えられないような問題が生じることがありますので、交渉力や問題解決能力も重要となります。

 

その後、日本に一時帰国することなく、アメリカから直接カナダへ渡航し、バンクーバーのCanadian College/カナディアン・カレッジでFITT(フィット)の資格取得のため6か月間勉強されています。

FITT (FITT Forum for International Trade Training)の資格を取得するたには、以下の8つの科目のすべてにおいて合格しないといけません。

 

Global Business Environment

International Marketing

International Trade Finance

Global Supply Chain Management

International Market Entry Strategies

International Trade Research

Legal Aspects of International Trade

International Trade Management

 

CITLSと比較すると、カバーする範囲が広く、貿易のみならず、ファイナンスや法律、マーケティングまで勉強しますので、貿易というより、ビジネスマネジメントの資格といったほうがいいかもしれません。

 

試験は、オンラインにて実施され、全45問(四択式、20問-1点、20問-2点、5問-5点の合計85点の内、正解率65%以上が必要)です。自宅でも試験は受講可能です。教科書を見てもOK。1科目あたり所要時間が3時間なので、8科目合計24時間の試験時間となります。もし、不合格の場合には、3か月以内に科目ごとに再試験を受験する事が可能ですが、梶田さんは、すべての科目で一発合格したようです。偉い!

 

CITLSは比較的勉強する範囲が限られているので、試験も簡単だそうですが、FITTは、貿易を中心に、ビジネスの幅広い領域を勉強するので、試験に合格するには、長期間、必死に勉強しないといけません。

 

授業も結構面白かったようで、例えば、マーケティングリサーチのプロジェクトでは、日本のウォシュレットをカナダで普及させるためには、どうすればいいのか?何が障害になっているのか?などを調査したそうです。公衆衛生法に関する問題や、文化的な問題が浮かび上がってきたとのことです。なかなか面白そうな授業ですね。

 

 

また、「今回の留学を通じて、何が一番為になったか?」という私の漠然とした質問に答えていただきました。

 

「一言で言うと、日本にいるときと比べて、視野がひろがったというか、今まで限られた物の考え方があったが、違う考え方も許容できるようになった」とのこと。

確かに、海外にいると、いろんな考え方の人がいますし、周りの人もその個人の考え方を認めるといった環境があります。これは日本にいるとあまり身につかないと思います。この点は私も留学経験者として共感します。

 

「あとは、やはり英語力が伸びた」ということだそうです。

今まで言えなかったことなどが表現できるようになったとか。梶田さんのお勧めの勉強方法は、まずは第一に、現地の人と仲良くなって話すことだそうです。他にもいろいろと勉強方法を聞いたのですが、私が感心したのは、梶田さんは、好きなラジオ番組のトークをdictation(書き取り)することだそうです。そして、書き取りしたものを、ネイティブの方に、添削してもらっていたそうです。そうすると、自分が聞き取れない音や単語がわかってくるとのこと。大変地道な勉強方法ですが、役に立ちそうですね。梶田さん曰く、好きな番組なので苦にはならないそうです。

 

最後に、梶田さんお勧めの英語学習に役立つウェブサイトを教えてもらいました。アメリカの友人と話すときや、ドラマでわからなかったスラングの意味を調べるのに最適なウェブサイトだそうです。

urban dictionary

スラング専門のオンライン辞書

 

今週末にTOEICを受験されるということなので、是非頑張ってほしいところです。

また、世界を股に掛けた仕事をしたいということなので、就職活動も頑張ってください。

頂いたお土産もスタッフ全員と美味しくいただきました。カナダのチョコも埼玉県のお饅頭も美味しかったです。

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